---- 里山保全腐植農法プロジェクト -----
（無農薬栽培）
里山保全腐植農法プロジェクト開発の栽培技術- 2 合理的無農薬栽培方法
■病害虫対策
腐植栽培では植物が本来持つ免疫抵抗力が高まり生命力が強くなります。病害虫から侵されにくくなります。里山保全腐植プロジェクトでは病虫害駆除対策に天然由来のND-13を採用し推奨していますが、腐植水もまた希釈噴霧することで効果があります。とにかく殺虫薬剤は使用しません。
腐植は高温完全発酵で作られたもので～スーパー腐植～、無臭で害虫を呼ぶ臭いもなく防虫作用にもなります。一般の完熟堆肥は不完全発酵であり臭いがある限り害虫を呼びます。
■除草対策
腐植を土壌マルチ化～畝に薄く腐植を撒き覆う（2～3cm)ことに～遮光～より雑草の発芽を抑えます。除草作業が大幅に軽減され、除草剤散布なく作物の栽培が実現できます。腐植には雑草の種や害虫卵は全くありません。除草作業からの解放は計り知れない時間と労力、資材コストの削減です。
■腐植マルチによる追肥効果
腐植農法では、通常畝に除草対策として腐植を敷きますが、同時にこれが追肥となり
有効に働きます。ですから一般の追肥は必要としません。過度の肥料投入による障害
（根腐れ）の心配もありません。土壌が日に日に改良されよくなるばかりです。敷かれた
腐植は雨により土壌に有効成分（微量要素等）を浸透させます。それらが酵素の活性基
として働き、作物の生育を更に促進させることになります。
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