里山保全腐植農法

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(食・環境への貢献)
■硝酸塩は何故危険か?

硝酸塩が人体に危険であることが知られたのは、48年前米国で起きた乳幼児のブルーベイビーズ、チアノーゼによる死亡事例からと言われています。硝酸塩は、ごく普通の健康体であれば、一定量は小水として拝出されてしまいますが、多量に摂取すると、拝出が間に合わず体内に残留してしまいます。裏漉ししたほうれん草を離乳食としてあたえたところ、赤ん坊が真っ青になり30分もしないうちに死に至った事故がWHOで発表され全世昇に衝撃を与えたのが、ブルーベイビー事件です。過剰の硝酸塩の中毒症状で代表なのは、メタヘモグロビン(硝酸塩が血液に入りヘモグロビンの鉄を酸化させ、血液が酸素を運べなくなる障害)で、胃液の分泌量の少ない乳幼児や老人には深刻です。また、硝酸由来のニトロスアミンは成人に対して胃がんや大腸がんの発ガン物質として注意が必要です。我々は今日.ほとんど、この事実を知らないまま野菜から多量に硝酸塩を摂取しているのです。さらに、窒素肥料過多の農法は、地下水をも硝酸塩汚染を起こし飲料水をも危険にさらすほか窒素過多による川、湖、海を汚染しているのです。食の安全に着目するだけで、窒素肥料削減は世界に警鐘されている事実を周知すべきです。

■環境保護・地球温暖化防止に何故、減窒素肥料が、必要か?
地球温暖化効果ガスはCO2だけではない。CO2の300倍もの温暖化効果のあるN20は、窒素過多肥料により土中から発生する亜硝酸が空気中の窒素と化合して形成されることにより農地から多く発生するのです。



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