里山保全腐植農法

---- 里山保全腐植農法プロジェクト -----


(土づくりの条件)
■土壌酸性土化問題(長年使用の化学肥料、化学薬剤の弊害)

土壌の酸性化(劣化)は土壌を固くし空気や水分の循環を悪化させます。有用微生物が繁殖する環境を 著しく阻害させ土壌の活力を低下させています。微生物は体が水分に接していないと生きていけない、ま た絶えず酸素の供給を受けないと生きていくことが出来ません。農業者は先ず微生物が生存できるような 土づくりをしなければなりません。除草剤など薬物を使用すると有効菌が減少して、有害菌が増加(善玉 が悪玉菌を抑制する力を失います)するようです。化学薬剤の消毒は善玉も悪玉も一緒に殺してしまいま す。“生命を殺す”すなわち土の「いのち」に良くないことなのです。

■土づくりの条件1 ~石灰を使わない
(慣行農法では)石灰を撒きますがそれは一時的処方です。急激な酸度中和のため、「土」の生き物が住 みにくい環境を作ってしまいます。土壌が締まり固くなります。過剰使用で土壌がアルカリ化し微量要素が 溶けにくくなり、作物への吸収が阻害され欠乏症の発生に繋がります。また食味も悪くなります。里山保 全腐植プロジェクトが推奨する天然液肥ND-13(唯一の中性化できるもの)を散布しPH改善をすることが できます。同時に幾度も深く耕耘し土壌に酸素を入れ団粒構造化を促し微生物の繁殖環境を整えます。

■土づくりの条件2 ~酸性化、アルカリ化を促す化学肥料、農薬(化学薬剤)は使用しない
化学肥料は塩類です。それらが水に溶けて作物に肥料分が吸収されると酸性イオンが多く残り、雨など の水による酸性化以上に土壌は酸性化します。化学肥料を多くやればやるほど、土壌は強い酸性になり ます。さらに酸性とともに物理性の崩壊も同時に進み、土の性質がどんどん悪くなります。耕土も固く締ま り浅くなってしまいます。また、農薬は分解されずに土壌蓄積されていきます。作物が吸収し人体へと蓄 積される恐れがあります。土壌から流出し河川・海を汚染し水生生物をも汚染し生態系を狂わせます。




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